石川啄木石川啄木電車を降り、333個のガラスランプを眺めながら小樽駅を出ると案内版に 『子を負いて 雪の吹きいる 停車場に われ見送りし 妻の眉かな』 歌碑は左手を上がった三角市場の入り口にある。 啄木下宿先の『た志満(たじま)』は花園公園通りに面し、 公園通りを山側に上がって行くと公園があり歌碑がある。 公園通りを海側に上がると水天宮(すいてんぐう)に歌碑がある。 (水天宮) 啄木「じっと手を見る」 啄木が勤めた小樽日報社の社屋が写った写真が発見された。 これまでは、 啄木研究家撮影の粗末な板張り民家風が社屋とされてきたが、 啄木の『北海道一の立派な新築大家屋』という記述に合わず謎だった。 啄木が見栄を張ったと言われていたが発見された写真では、 2階建てでモダンなたたずまいの大きな建物で啄木の記述に合致する。 この建物は大正15年(1926年)に焼失し、その跡に建てられたのが 啄木研究家が撮影した建物らしいことも分かった。 隣接の蕎麦屋、籔半の店主は「弊店の石蔵が写っている」と言う。 小さな新聞社で働く見栄っ張り啄木のイメージが修正され、 北のウォール街、小樽の活気あふれる新聞社での活躍が目に浮ぶ。 ( 注1 ) 北海道新聞 2008.11.8 の記事 +α ( 注2 ) 蕎麦屋、籔半は通に言わせると、 そばを食わせる店じゃない・・ ジャンル別一覧
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